昨日の南相馬の社協ボラでは2日間通しで作業する程のかなりの現場でしたが、伐倒や玉切りがメインで、庭の草刈や家裏の竹林の全伐採、以前に斬り倒して杉林の中に置いてある樹木や根の太い部分のこま切りなど、イグネの大木の杉以外は全て切り倒すという事で、30人+25人の延べ人数で行い、日曜に無事ニーズが完了しました。

裏庭から大木を小間切りや伐採した木を軽トラで運び出してフレコンバックスに投入したり、竹の枝を払って細かく切ってフレコンバックスに入れる作業で、庭にある草や枝、竹など伐採伐倒したものを全てフレコンにいれる作業で、伐採隊として鈴木さんや山岡さんなどの伐採のスペシャリスト10人程がチェーンソーを使って伐採でやっつけていました。

ボランティアも相変わらず適材適所に自然にそうゆう振り分けが出来て、必要な部分にスッとボランティアが加勢する様な見事な連携が出来ていました。

今週水曜に解体業者が入るのではという事で、それまでに何とかしたかった物件だった様な状態で、こんなニーズが駆け込みの様に今は多いとの事です。

双葉旅館に立ち寄り、浦野さんと話をしていると、『それは業者のやる部類のものでしょ…信じられないや』と言っていました。

浦野さん自身も社協ボラに行かなくなった発端は、ニーズに違和感を持っていた事が大きく、本来なら業者に頼むべき物件を、ボランティアにやらせればタダでやってもらえるという家主側の感じが強く見えて、社協側も何でもかんでも依頼を受けてとってきてしまう事が問題があると腹をたてていたそうです。

同じ事を地元の富田さんも言っていましたが、町の帰還が目前になって駆け込みで何だかわからない様な依頼を出す住民が多いとの事です。

確かに昨日のフレコンバックスの98袋という量は異常であるし、チェーンソーを使って大木を倒したりの危険なニーズは本来はボランティアが行う作業ではないと感じます。

肝心の家主さんも数分だけ来てすぐ帰ってしまったりと、何だろここ…と思う現場でした。

社協センター長の鈴木さんの話では、本来なら今年の3月の帰還達成と同時に社協ボランティアセンターも閉所するはずだった予定を、帰還後にもボランティアのニーズが発生すると、住民が困らない様に予備期間で閉所を一年のばしたのですが、こうゆうニーズが増えてしまうのなら、場合によっては来年3月末より早く閉まる可能性もあるという感じがしました。

本来ならお金を払って業者が行う様な物件を、センターに頼めばタダだからという感じで依頼してくる家主がいたり、それをボランティアニーズとして担ってしまう様な社協のやり方はやはり正しくないのではと思ってしまいます。

今回もフレコンバックス1枚は1000円を越える金額でそれは家主負担でしたが、作業的には業者が行う様作業で、本来なら被爆量を測定して健康上の管理をしっかり行っている除染業者が行う部類のものです。

測定するとやはり落ち葉や斬り倒された材木付近は1マイクロシーベルトは軽く越える場所がほとんどで、管理されないボランティアが行うものではないし、いくら自己責任で集まった人だからといって、そうゆう人に作業をさせる社協のあり方も公になれば問題視される部分でもあるでしょう。

今はまだ動力機械をつかう作業も苦でない人が多いので、何とかニーズを受けて続けられてる状態と思いますが、異常なニーズを少ない常連ボランティアが支えている様な状態に違いはないです。

作業を受ける側にも問題ありますが、依頼する側にも何でもやってもらえるという様に、ある種の道義的感覚も必要です。
『いい加減に物事の分別わきまえろ』みたいな状態でしょうか。

震災命日が近いのか、南相馬もいろんな取材なら団体が出たり入ったりしている様で、安部総理も南相馬の小高駅前に視察にきていた様です。

双葉旅館もガイアの夜明けやいろんな番組の取材で、最近だけでも20を越えるメディアが取材に来たそうです。

特に5年というのは10年サイクルの半分の意味合いもあるいのでしょう。

取材はよいのですが、双葉旅館の小林さんに言わせればたくさんの人が目まぐるしく出入りして、取材してあげるみたいな目線のメディアも多く、『何のこっちゃ…』という感じの様です。

まあボランティアニーズの悪さも自分にとっては特に何でもありませんが、目の前の目標をやっつけるだけです。